驚きのビジネスモデル

http://blog.livedoor.jp/spikee_rez/archives/50056139.html
そうか…。すごいな。

んー、実に2.0的。スゴイね。

Web2.0的な指標で考えると、

1.ロングテール
一人一人のユーザのデータは自動で、しかも利用者全てのデータが集まってくるため、大勢の人がする行動(ヘッド部)と、突飛な行動(テール部)の全てをカバーできている。

2.データが次のインテルインサイド

もちろん、利用者の行動データが集まってきて、それらのデータが1つのサイトで管理・提供される。

3.ユーザが価値を付加する
同上

4.ネットワーク効果はデフォルトで
参加のアーキテクチャが組み込まれている。
・便利なツールでユーザに『使いやすい!』と思わせる。
・集まった有用な情報が集中管理されるサイトがあるため「データを提供してもよい」と思う。
・大勢のデータがどんどん集まる。
・よいツールの情報はクチコミで広がる(バイラルマーケティング)。

5.一部権利保有
これはMODツールがどんな形式で配られているのか分からないため
あまりコメントできないが、
「データをこのサイトに送る」
と言う部分が破綻していないので、バイナリーで作ったMODの権利をきちんと保有しているんだろう。
# 集まったデータはみんなのもの。

6.永久にβ版
MODってちょこちょこアップデートされるんでしょう?→ベータ版
サイトの情報は常にユーザから送られてくるデータで更新するので、ベータ版と言えばベータ版。
# 完成・ゴールがありませんから

7.コントロールするな! 協力せよ!
便利なツールを作って、ユーザに使ってもらって、そのデータでもって、みんなで協力してサイトに情報を集める。

8.単一デバイスを超えたソフトウェア
これについてはNG。
特定のオンラインゲームにロックインしているので。


と、8項目中、実に7項目はWeb2.0的と言われる項目をクリアしている。
# 浅い観察ですが。

んー、実にスゴイ。

この8項目はWeb2.0を測る指標として便利ですね。